最初は写真1のようにポニーテールを作るところから始めます。
ポニーテールを作る位置(高さ)が土台となるところなので慎重に始めて下さいね。
踊りの演目、役柄などでおだんごの位置も変わりますが、基本的な位置は目の高さ(眼球の真裏)にポニーテールを作ると美しい頭の形になります。
まず、髪の毛を水で(霧吹きなど)湿らせ、くしで整えながらまとめます。
なるべく結ぶゴムは輪になったものより1本のひも状の方が緩まず綺麗にまとまります。
(私はいつもひも状のゴムでギュッと結ぶので目が吊り上がる!と娘たちが悲鳴をあげていますが・・・)
写真1−1 ポニーテールの位置 |
写真1−2 ポニーテール完成 |
次に、写真2のようにおだんごを作ります。まとまった髪の毛を右回りに(左回りでも良いですよ)クルッと丸めます。
写真2 丸めた状態 |
ここで丸めた髪にネットをかぶせておだんごを作ります。髪の毛の量や長さでこのおだんごの大きさが変わりますが、なるべく頭に沿わせて「平らで小さく」を目指します。
かぶせたら綺麗な円形を目指しておだんごの形を整えます。
もう一度くしを使って髪の流れをおだんごの方に向かって整えます。ここまで出来ればあとはピンをとめます。
先に前髪やサイド、襟足の後れ毛をピンでとめます。
それからおだんごにピンをさしてまとめましょう。写真3が出来上がりです。
写真3 完成「平らで小さく」ですね。 |
髪を結う人はおだんごを押すように、おだんごをされるバレリーナは自分で頭を後ろに、反発し合うようにピンをとめていくとしっかり止ります。
写真4は毎回綺麗なおだんごでレッスンをしている生徒さんを撮らせてもらいました。
写真4 いつも綺麗なおだんごですね |
バレエのヘアスタイルは衣装と同じくらい綺麗にしないといけません。
頭飾りや美しい冠をつけて、回転などの激しい動きにも崩れないようなおだんごを作る必要があります。
美しくしっかりとした、まとまりの良いおだんごに仕上げるために何回も練習しないといけないですが、トゥリボンの結び方と同じく慣れればすぐにマスター出来ます。
レッスン日の度にチャレンジすると早く綺麗に仕上げられるようになりますよ。
中学生になったら自分一人で出来るように練習してくださいね。
次回はピンの説明を・・・。
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お知らせです・・・
以前にお伝えしましたオープンクラス(トゥシューズクラス)のヴァリエーション・プチ発表会の日程が下記のとおり決まりました。
12月17日(土)・19日(月)
オープンクラスレッスンの後に行います。
皆さん、本当に頑張ってレッスンを受講していただき嬉しく思っています。
ご参加の方はぜひ拍手のほど、よろしくお願いいたします!!
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