2016年3月29日火曜日

バレエ団公演「ドン・キホーテ」豪華プログラム完成!

いよいよ三日後に迫った、本田道子バレエ団第2回公演「ドン・キホーテ」全幕のプログラムが完成しました!

そこで、本番前ですがプログラムの中身(一部ですが)まで大公開します。

日程的にどうしても公演を見られない方も、この画像でぜひ気分を盛り上げてくださいね。

[表紙]金の文字は実際に金属調の加工

[裏表紙]両面ともすごく反射するので撮影が大変です


この角度なら、表面と文字の光沢感が分かると思います

右が前回のプログラム。どちらも豪華!


演出/振付の秀夫先生のページ
あき先生(バレエ団ミストレス)のページ

りえこ先生(バレエ団プリンシパル)のページ

貴重なリハーサルシーンも満載

著名な舞踊評論家の先生に執筆依頼した解説!

高価な紙を使った、40ページを超える豪華なプログラムです。

ビジュアル面だけでなく、作品のあらすじを読みやすいように配慮したり、解説やリハーサル風景も多数掲載して、見応え/読み応えのあるプログラムに仕上げました。

ただ、豪華にするためにはそれなりのコストが必要で、実際に今回も一冊あたりの原価が軽く2.000円を超えてしまいました。

もちろん、そこまでお金をかける必要はないのかも知れませんが、日本の最高峰の舞台「フェスティバルホール」で実質的に単独公演を行う、ほぼ唯一のバレエ団のプライドとして、この販売で僅かな利益を上げるよりも、公演後に残るただ一つの証(あかし)だからこそ「いい物」を残したいと考えています。

公演の思い出にもなるものですので、ホールへお越しの際はぜひお買い求めください。


では、4月1日の公演「ドン・キホーテ」をどうぞお楽しみに!

2016年3月26日土曜日

いよいよ「ドンキ」本番です・・・亜委です

昨年11月から振付を始めたバレエ団公演「ドン・キホーテ」。

まる4ヶ月間、全力で突っ走ってきました。


<写真は全てリハーサル>


「開演してしまえば、あっと言う間に終わりやねぇ…」

先日のリハーサル後に、団長がポツリとつぶやいた言葉です。

確かに、この公演にかけてきた時間を考えると、本番なんて一瞬で終わるようなものです。

これだけ必死に練習を重ねてきて、1回限りの本番じゃあもったいないと思うのは当然のこと。

完成度が高くなればなるほど、その思いは強くなります。

でも、1回しかない本番だからこそ、一点集中して全力で取り組めるともいえます。


私がロシアの国立ワガノワバレエ学校に留学していた時には、生徒証明書があれば無料でキーロフ劇場(現マリインスキー劇場)の5階席(1番上)で見ることができました。

留学当初は、世界最高峰のキーロフバレエ団を無料で見られるのが嬉しくて、全部見に行っていました。

3日間公演で中1日休演。
そんなローテーションで、古典から創作、そして、まだ出始めのコンテンポラリーまでバレエ三昧。

でも3ヶ月も通うと、すっかり「見飽きる」状態になってしまいました。

キーロフバレエ団の出演も、1軍が海外公演や遠征などで留守がちになると、当然2軍の出演が多くなるため、感動するような舞台が減ってきたのも一因です。

ただ2軍とはいえ、素晴らしい体型と美しいお顔。

普通だったら、感動できるはずなのに、良いものも見すぎてしまい、何も感じなくなっていく自分がこわかったですね。

その分、目が肥えたことは確かですが、初めてみたときの感動はもうできない!?のかと思うと少し寂しいです。

結局のところ、人間は贅沢なもので、毎日最高級のステーキを食べていたらご馳走とは思わなくなって、反対にご飯とお漬物が最高のご馳走に感じる生き物なんですよねー

・・・要は、どんなに刺激的なことでも、それが非日常から日常になると「飽きてしまう」!

そう思うと、当団の公演が1回公演なのが「ちょうど良い」んですよ!(無理やりこじつけてます^笑^)

もちろん、理想を言えば「ダブルキャストで2回公演」。

ダブルキャストなら、2回公演でも出演者が入れ替わるので、踊り手の気持ちも新鮮ですし、見る側にしても好きな主役やキャスティングの方を選べたり、両方見て比べる楽しみもできます。


そのためには団員が今の2倍(主役もソリスト級も)必要なので低くはないハードルですが、いつか実現したいと真剣に考えています。


いずれにしても、本番に出演者の気持ちがMAXにならなければ意味がありません。

ましてや、見る方(お客様)にとって肝心なのは、せっかく時間をかけて見に行く「1回」の出来栄え。

今回の出演者たちにも言っているのが、
「まず自分自身が感動するくらい、全身全霊で踊りなさい」ということです。

前回の「白鳥」のように全員の気持ちが一つになる「いい舞台」では、本当に鳥肌が立つほど感動しながら踊れるものです。

逆にこの状態にまで達しなければ、お客様の心を揺さぶることはできません。

今回の公演が最高の「いい舞台」になるように、残りのリハーサルにスパートをかけて、拍手でフェスティバルホールの壁がひび割れるくらいの「ドン・キホーテ」をご覧いただきたいと思います。

では、4月1日フェスティバルホールでお会いしましょう!


追伸

当日券はご用意していますが、S席は残少です。
事前のチケット予約は事務局で承っていますので、ぜひご利用ください。

本田道子バレエ団事務局:072ー291−8981


2016年3月18日金曜日

今週のキラキラバレリーナvol.121

本部校インターBクラス
角沖晴香(つのおきはるか)さん
10歳    A型











★☆★プチインタビュー☆★☆ 


Q1>>バレエを始めたきっかけは?                     
A.お母さんの勧めで習いました。

Q2>>バレエを始めて良かったことは? 
A.姿勢がキレイとよく言われること。
 かわいいお衣装が着れること。

Q3>>バレエでの今後の課題/目標は?  
A.もっともっと上手になって将来はバレエの先生になりたいです。

Q4>>好きな有名人(キャラクター)
A.アリーナ・コジョカル、オードリー・ヘプバーン、浅田真央

Q5>>当スクールを選ばれた理由、またはレッスンの印象はいかがですか?
A. 見学をしに来たその日にレッスンを見て「ここだ!」と思いました。
大先生をはじめ先生方からはとても丁寧でメリハリのある
レッスンをご指導していただけるので、娘はバレエに行くのが楽しくて仕方ないようです。
また、バレエ以外の大切なことを先生方からお話してくださる機会もあり、このスクールに通わせて本当に良かったと感謝の気持ちでいっぱいです。
  


担当教師からのひと言…
いつもレッスン前にいろいろな踊りを踊って見せてくれるほど”バレエ大好き”オーラ全開の晴香ちゃん☆
レッスン中は真剣な眼差しで私の話をよく聞いてくれています。

昨年のカーニバルでは初ヴァリエーションデビューをし、一人で踊ることの楽しさや大変さを経験した晴香ちゃんは、今回のバレエ団公演に子役として出演ですね。
列や間隔、周りのみんなと揃え気持ちを一つにして踊る事の大切さもしっかり学んでいますね。

これからもこの経験を活かし、素敵なバレリーナになれるよう頑張ってください(*^_^*)

薫先生より♪

次回のキラキラバレリーナは・・・・
オープンクラスの三井 薫(みついかおる)さんです!
お楽しみに(^^)/
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※登場生徒は厳正な抽選により選出され、生徒が未成年の場合には保護者承諾のもとで公開しています。

2016年3月17日木曜日

公開!LINE@完全版-Vol.2

LINE@完全版って何?

実は、当スクールでは公式LINE@でほぼ毎日、基本的には生徒さんを対象にいろいろな話題を配信しています。

ところがLINE@には、1配信500文字(実際は不思議なことに490文字までなんですが…)という制限があるため、場合によってはバッサリカットせざるを得ず、内容が中途半端になってしまうことも・・・!

そこで、せっかく書いたものを【完全版】として、文字数制限のないこのブログにアップすることにしました。

【色が変わっている文章がLINE@でカットされた部分】

内部向けの話題はパスですが、バレエに関することや当スクールの考え方などを、できるだけ「本音」でお伝えできればと考えています。

では、本日 公式LINE@で配信予定のものを先にアップしますので、ぜひご覧ください。



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あきです😊
高校入試が終わり、受験生たちはようやく、スッキリした顔でレッスン再開して頑張ってますよ〜😄

お疲れ様でした〜〜✌️

と、大半の生徒さんは受験準備のために、バレエを減らしたり、休んだりします。

もちろん、優先順位からみると「正解」ではあるのですが、
中には両立させながら結果を出す子がいるんですよ😳

凄いですよね!

その一人が、この団公演メンバーにもいます。

特に今回の公演が、受験とほぼ重なっていたので、
かなりの時間をバレエに使ったと思いますが、
それでも志望の難関校に合格したそうですよ😊

しかも、体重を2キロも落として!

こう言うと、どこからか「頭が良い人は勉強時間が短くても頭に入るから、そりゃ楽やわ」
なんて声が聞こえてきそうですが…

そう思った人は特に😅よく聞いてくださいね…

勉強できるから時間が余る!なんてことは実際にはなく、

…実はあまり知られてない「ある法則」が関係しているんですが、

それがこの「パーキンソンの法則」

「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」というもの。

つまり、人は(勉強に)3時間あれば3時間かけるし、1時間しかなければ1時間でなんとかする…

「今日は気分が乗ってるから、もっと勉強しよう」とか
「あんまり気乗りしないから、バレエに行って気分転換」みたいな、
気分任せでは、時間は生まれないということ。

なので、どんなに勉強ができても、時間配分の意識がなければ、
余裕が生まれることはありません。

もちろん、物理的に2時間かかることを1時間で済ませる!なんてことは無理。
それなら初めから2時間と決めて(書いて)、2時間後には別の予定を入れていけば良いわけです。

今日は10時間勉強した!なんてことで自己満足にはなりますが、
肝心なのは、中身=効率ですよね。

そして、 自分の(好きなことをする)時間をつくること!

勉強しか好きなことがない人ならともかく、みなさんにはバレエを含め、
したいことがたくさんあるはずです。

簡単な「今日やることリスト」を時間を区切って書いて、毎日行動するだけでも、
きっと時間の余裕は増えてきますよ。

まずは「時間」を意識して、その大切さを実感することから始めてみましょう!😊

ではまた🙋


PS、
さっきの「パーキンソンの法則」は第1法則で、実は第2法則があって、

「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」

こっちの方が実感があったりして!

2016年3月10日木曜日

Osaka Prix全国クラシックバレエ・コンペティション2016・・・・薫です


おはようございます。

早いものでもう3月に入りました。
ということは、4月1日のバレエ団公演まであと少しとなりました。

先日から広いリハーサル室を借りての練習が始まり、今週末にはお衣装が届き、16日にはライトリハーサルがあります。

私も含め、出演者たちは毎回のリハーサルに全力で取り組んでいます。

前回の公演であじわったあの感動!今でも鳥肌が立つくらい蘇ってきます。
今回も皆様にたくさんの感動をお届けできるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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さて、バレエ団公演の練習の最中、Osaka Prix全国クラシックバレエ・コンペティション2016が行われ、当スクールより7名参加しました。
(2/20.21ジュニア予選、3/5ジュニア準決選、3/6ジュニア決選・シニア)

今年で17回を迎えるこのコンクール、一昨年まで近畿圏内だけのエントリーと限られていましたが、昨年から全国になり、年々レベルが高くなっています。
ジュニア部門は予選通過できるのが全体の3分の1・・・・厳しいコンクールです。

当スクールの結果報告です!

☆シニアの部 入賞   堀川 賀代
    
堀川&西川

シニアの部は1回の演技で順位が決められるので、とても集中力が大事!
もちろんミスは許されませんし、当然のことながらプロとしての演技が求められます。
大好きな作品”ジゼル”でエントリーした賀代さん、これからももっと上を目指して頑張ってくださいね!
*副賞の盾は後日郵送だそうです

☆ジュニア1部  ファイナリスト  西川 葵


2月に滋賀で行われたコンクールでは第8位入賞した葵ちゃん☆
今回決選ではあまり納得のいく演技ができなかったようですが、しっかりした基礎をもっているのでもっと前に前に自分をアピールしてほしいですね(*^_^*)


☆ジュニア2部  セミファイナリスト  綿 琴葉


予選よりとても落ち着いて踊ることができ、本人も納得のいく踊りができた琴葉ちゃん。
残念ながら、次点で決勝進出できませんでしたが、また次へ繋がる良い経験ができましたね☆
これからですよ、これから!


今回初めてコンクールに挑戦したHちゃん、足の痛みに耐え頑張って踊ったYちゃん・Nちゃん、去年の悔しい思いをリベンジしようと同じ曲で挑戦したHちゃん。

みんなそれぞれ貴重な経験をし、成長することができましたね。

コンクール前日まで毎回夜遅くまでご指導してくださった学園長や教室までの送り迎えをしてくれたご両親、サポートして下さる方々に感謝して、これからも前を向いて素敵なバレリーナを目指して頑張ってください!!


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2016年3月6日日曜日

公開!LINE@完全版-Vol.1

LINE@完全版って何?

実は、当スクールでは公式LINE@でほぼ毎日、基本的には生徒さんを対象にいろいろな話題を配信しています。

ところがLINE@には、1配信500文字(実際は不思議なことに490文字までなんですが…)という制限があるため、場合によってはバッサリカットせざるを得ず、内容が中途半端になってしまうことも・・・!

そこで、せっかく書いたものを【完全版】として、文字数制限のないこのブログにアップすることにしました。

【色が変わっている文章がLINE@でカットされた部分】

内部向けの話題はパスですが、バレエに関することや当スクールの考え方などを、できるだけ「本音」でお伝えできればと考えています。

では、本日3/6 公式LINE@で配信予定のものを先にアップしますので、ぜひご覧ください。


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あきです😊

やっと春らしくなってきましたね。

休み連絡が激減してきたので、みなさんの体調も良くなっているようで何よりです✌️

みんなが休まず元気な顔を見せてくれるのが、とても嬉しいです😄

それにしても、子どもたちのパワーってものすごいですよね😁

熱量って言った方が分かりやすかもしれませんが、

特にベーシッククラスでは、551の豚まんのCMと同じように、
ちびっ子バレリーナがいるときと帰った後では、教室の温度が5度くらい違うように感じるほどです😄

まさにミニ発電所並み💡のパワー=生命力が子供達にあるのを実感します。

そして、このパワーの有難いことは、それを「もらえる」ことです。

なので、学園長が御年81歳でもあれだけ元気なのは、みんなの元気パワーのおかげ😊
ありがとうございま〜〜す👏

ところが・・・

昨年の総理府のある調査によると、日本の若者には全く「パワーがない」そうです。
自信がもていない、やる気がでない、将来の希望がない…これではパワーがでるはずもないわけです。

要は、なにか打ち込めることがなければ、パワーは生まれない!

みなさんには「バレエ」があって、自信をもっていて楽しいから(幼児じゃなくても)発電所並みのパワーが生まれている、
これこそが、お金を払うだけでは決して得られない「価値」なのではないでしょうか?

若者に夢や希望がないなんて悲し過ぎませんか?
子供の頃や若い時にしかできないことがたくさんあるはずです。

もしあなたが、お子さんの人生が夢も希望もなくていいとお考えなら、こんな話はどうでもいいことですが・・・

ぜひ、好きなことに真剣に打ち込むことを(公序良俗に反しない限り)許してあげてください。

「打ち込めるものがある」ことこそが、何よりの幸福なのですから…

ではまた🙋




2016年3月4日金曜日

今週のキラキラバレリーナvol.120

泉北本校インターBクラス
栗生花音(くりうかのん)さん
10歳    A型










★☆★プチインタビュー☆★☆ 


Q1>>バレエを始めたきっかけは?                     
A.お友達がバレエを習っていて、私もやってみたい!と思ったからです。

Q2>>バレエを始めて良かったことは? 
A.お友達が増えたことです。

Q3>>バレエでの今後の課題/目標は?  
A.トゥシューズをはいてヴァリエーションに出ることです。

Q4>>好きな有名人(キャラクター)
A.くまのプーさん

Q5>>当スクールを選ばれた理由、またはレッスンの印象はいかがですか?
A. 亜委先生は怒るときはしっかりと怒ってくれて、上手に出来たときはほめてくれたり、アドバイスもしてくれます。
私も大きくなったら大先生や亜委先生のようになりたいです。
  


担当教師からのひと言…
ホントにいつもニコニコ、笑顔がかわいい、かのんちゃん。
お話しもたくさんしてくれますね。

最近、パッセのバランスが良くなり、長く止まれるようになってきたので
「先生、見て~止まれたよ」と、自分でも嬉しくてどんどんチャレンジしてくれます。

トゥシューズに憧れて「早く履きたーい」と、頑張っているところです。


高学年は、成長が大きく出てくる年。
バレエも勉強も楽しく伸ばして、成長してくださいね。

応援しています。あき先生より



次回のキラキラバレリーナは・・・・
本部校の角沖晴香(つのおきはるか)さんです!
お楽しみに(^^)/
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※このコーナーは基本的に日曜〜火曜の間にアップします。
状況によっては前後することがありますので、あらかじめご了承ください。
※登場生徒は厳正な抽選により選出され、生徒が未成年の場合には保護者承諾のもとで公開しています。