以前のあき先生ブログで話題に上がっていたとおり、
3月末に横浜で開催されたHearts&Mindsコンクールで
私はドイツとアメリカへのスカラシップ賞をいただきました!
今回のブログは4月30日~5月9日まで、ドイツのベルリンに短期留学してきた体験記です。
まず1~3日目は、ベルリン国立バレエ学校を貸し切ってのお稽古でした。
ベルリン国立バレエ学校の表玄関の写真です。
空もキレイです☆ |
とってもキレイで、レッスンしたスタジオは広くて踊ってみてビックリしました。
クラシックレッスンを1時間半、ポワントクラスを1時間、ランチタイムがあって最後に体操クラス1時間という、みっちりなスケジュールでした。
最初は空間が広すぎる教室に戸惑い、ピルエットやフェッテなどで回っても目が回りました。
でも感覚はすぐに慣れ、踊りを大きく、そして手足をもっと大きく使うようにと注意されました。
体操クラスは、何をするんだろう?と思っていたら、マットを使って激しい筋トレのクラスでした。
ジャンプから始まり〜腹筋、背筋、グランバットマン、側転、バク転……
音のテンポも速く、それぞれ何セットもするので次の日から筋肉痛な毎日です。
先程書いたメニューの他にもいろいろ変わったことをしました。
メモをとってきたので、またレッスン時に皆さんにお教えしますね!(*^^*)
4・5日目からは学校も始まり、それぞれ年齢にあったクラスにジョイントしました。
私は8年生のクラスに参加しました。
みんなとても手足が長く、ついていくのに必死でした!
レッスンを受けた先生方との写真です。
右上より時計回りに:体操、クラシック、コンテンポラリーの男の先生2人 |
コンテンポラリーの時間があり、初めて体験しました。
経験がなかったので、今回の留学でコンテンポラリーが出来るのかが1番不安でしたが、
先生の説明がわかりやすく、初めは見よう見まねで動いていたらだんだん慣れて楽しくなりました。
クラシックは腰を引き上げて、形を崩すということがありませんが、コンテンポラリーはその逆で
重心を低く、動きの流れを止めないようにと言われました。
重心を低く、動きの流れを止めないようにと言われました。
今までコンテンポラリーには全く興味がなかったのですが、今回受けてみて動きの幅が広がり、
踊りにも繋がるなぁと思ったので、また機会があれば受けたいです。
レッスン後には舞台を観に行ったり(ベルリン国立バレエ団の白鳥の湖、ナチョドゥアトの新作)、世界遺産のペルガモン博物館やベルリン大聖堂に連れて行ってもらいました。
ベルリン大聖堂のすごさに感激でした。
ベルリン大聖堂(写真上)とペルガモン博物館(写真下) |
6・7日目からはベルリンインターナショナルバレエアカデミーで、クラスレッスンとコンテンポラリーを受けてから、ヴラジーミル•マラーホフさんの個人レッスンを受けました。
今回1番楽しみにしていた時間でした。
ロシアでの舞台の合間を縫って来て下さり、マラーホフさん手作りのザッハトルテというケーキまで頂きました!
個人レッスンでは2日間にわたり、1人20分ずつバリエーションを見て頂きました。
DVDで見ていた雲の上のような存在のマラーホフさんが目の前で、たくさん見本を見せて丁寧に教えてくださり、夢のような時間でした。
私はジゼルのバリエーションを見てもらいました。
呼吸をするタイミング、手の使い方、表情全てをマラーホフさんが見本を見せてくださり、動き一つ一つが美しくてとっても勉強になりました。
呼吸をするタイミング、手の使い方、表情全てをマラーホフさんが見本を見せてくださり、動き一つ一つが美しくてとっても勉強になりました。
このような感じで、充実した毎日を過ごせました。
行くまでは楽しみや不安でいっぱいでしたが、全てが新しく良い経験になりました。
海外の情報はあふれていても、実際にバレエが生まれたヨーロッパの空気に触れた経験は、日本では決して得られない貴重なものでした。
ただ、欧米人向けのレッスンを頑張りすぎたせいで、下半身の思わぬ所に余計な筋肉がモリモリと…これは予想外の展開。
普段のレッスンがどれだけ日本人向きに完成されたメソッドなのかを、あらためて感じました。
6月には、今度はアメリカへ短期留学に行くので、その時は普段のメソッドを意識しながら、良いものだけを吸収して、綺麗になって帰って来たいと思います!
短期留学を行かせて頂いた先生方や両親には本当に感謝しています。
この経験をこれからに活かして、また頑張っていきたいと思います!
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