2011年10月23日日曜日

金剛校へ行ってきました♡ 実加です

少し前の話題ですが、18日の火曜日、りえこ先生がドイツ公演「MITSUKO」の最終リハーサルのため、りえこ先生の代わりにに金剛校のレッスンへ行ってきました。

木曜日の金剛校のレッスンは何度か行った事はありましたが、火曜日のレッスンは本当に久しぶりで少し緊張しました。

1クラス目はベーシック。

メンバーは初対面の子もいれば、2、3ヶ月前の木曜日のレッスンで1、2度会った生徒さんも居ました。
でもすぐに慣れてくれたみたいで、汗をかいて一生懸命レッスンを頑張ってくれていてとても嬉しかったです。

2クラス目はインターミディエットBクラス。

私が初めてクラスを受け持ったのが金剛校なんですが、その時にスキップをしていた生徒さんが、今ではソロヴァリエーションも踊って、小さな生徒達の見本もできるほどに成長していて、本当にビックリしました。

これからも、優しくて素敵なバレリーナになっていってほしいですね♡


11月6日の堺バレエフェスティバルでは、金剛校は「作品の部」で出演しますので、小品を6曲練習中です・・・




みんなとてもしっかり踊っていたので、本番がとても楽しみです‼


私もみんなに負けないように、頑張って踊りたいと思います。



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2011年10月21日金曜日

歩き方もバレエから…亜委です

皆さんは、バレエでの難しい動きとは何だと思いますか?

外足で姿勢よく立つ、まわる、跳ぶ、脚を高くあげる、バランスする。

どれもとても大切で、難しい動作ですね。

しかし、意外なことに私達教師が、レッスンでよく注意をする事は「歩き方」です。

ここでの「歩く」は基本的に、「バレリーナの歩き方」のことですが・・・

歩いて舞台に出る時の姿勢や形は、皆さんが想像するよりも難しい動きで、踊るテクニックがあっても、この歩くというステップは簡単に出来そうで、なかなか出来ない事なのです。

バレリーナの歩く…とは、バレエを踊るという中で行う「ステップ」の一つとつもいえます。

基本レッスン同様に、お腹を引きしめて腰を上げ、胸を張ってしっかり足を頭より前に出すように気をつければもっと楽に歩けます!(バレリーナでなくても、この歩き方で綺麗になりますよ)

もちろん、普段の「歩く」ときにもこの基本姿勢を忘れずに歩くことで、姿勢の良い「歩き美人」になれる上に、踊りの上達にもつながることは間違い無しです!


写真はインターミディエットBクラスの生徒達が歩く・走る・ポーズと練習している様子です。

普段何気に歩く姿が格好良く、美しくなれるように少し気をつけてレッスンをしてみて下さいね…!



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2011年10月19日水曜日

ドイツ公演『MITSUKO』について…vol,3……理江香です

空が高くなって、雲の種類もすっかり秋ですね。

皆さん、体調崩されたりしていませんか?

うがい、手洗い、忘れないようにしてくださいね。


さて今回は、前回のブログで予告していた、ドイツ公演『MITSUKO』の簡単なストーリーを、シーンごとに簡単にご紹介したいと思います>>>

シーン1…みつこの回想。過去を振り返るように椅子に座り、その後ろではオルガが見守る。

シーン2…ハインリヒ=クーデンホーフが大使として日本に来る。

シーン3…紅葉館(当時の会員制の高級料亭。外国人大使などをもてなすのによく利用された)でハインリヒは光子を見初め、見受けをする。

※このシーンでは女性は着物のような衣裳を着けて、扇子を持って踊ったり、和風な動きでとても可愛らしいです。

練習用の浴衣姿で


シーン4…光子とハインリヒのパ・ド・ドゥ。

シーン5…ハインリヒと光子は日本で生まれた2人の息子を連れて渡欧の旅へ。

シーン6…ウィーンの社交界。

※ここでは華やかなダンスシーンが繰り広げられます。
私もウィーンの貴族役のソリストでも出演しますが、結構ハードです!

シーン7…ハインリヒの死と同時に周りにいた人々は光子に背を向け去っていく。

シーン8…光子に反発する子供たちの踊り。

シーン9…リヒャルトと女優イダの結婚。

※私がイダを踊らせていただきます。(写真右)
リヒャルト役の中井嵩人くんとは、ウィーンの社交界シーンでも一緒に踊ります。

この踊りは、時間は短いのですが、普段の私にはないキャラの、ちょっと色っぽい役で、色気が出なくて苦労しました(笑)

シーン10…幸せだった時を思い出す光子。

回想の中でハインリヒと踊るが、いつの間にか消えていくハインリヒ。
光子の心の葛藤を表す、小西裕紀子先生のソロで締めくくりられます。(写真左)


前にもブログで書きましたが、和と洋が融合した、とてもステキな作品で、テンポの良いストーリー展開ですので、お客様にも、もう少し観ていたかったな…と、感じていただけるだろうと思います。


・・・・ということで、まだ先だと思っていたのに、もう出発の日がきました。

ドイツ公演の感想などなど、またブログで紹介させていただきますね。

それでは、頑張って行ってまいりますo(^-^)o


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2011年10月17日月曜日

「キッズバレエフェスティバル」…薫です

芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋、そして食欲の秋ですね!
国際交流センター
私の大好きな栗の季節でもあります(*^_^*)

先日、上本町にある大阪国際交流センターにて、「第2回キッズバレエフェスティバル」が開催されました。

当スクールからは、6名の生徒が参加。私は、アシスタントとして会場入りしました。

「キッズバレエフェスティバル」は、中学1年生以下の子供たちを対象にした催しで、初めてバリエーションを踊る子供たちが多く参加していました。(私の娘も初バリエーションでしたので、本人以上に私の方が、ドキドキしていました(笑))

他の参加団体の踊りも観ることができ、私も生徒たちも、いろいろ勉強になりました。
改めて、日々の基礎レッスンの大切さを実感しました。

生徒たちは、本番前に学園長から、握手と喝!をいただき、それぞれ一生懸命頑張っていました。

練習通り踊れた子も、少し失敗してしまった子も、DVDで自分の踊りをしっかり見て、自己分析し、また来月の「堺バレエフェスティバル」に向けて、頑張ってレッスンに励みましょう(^^)/




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2011年10月14日金曜日

特別クラスⅡのレッスン♡ 実加です。

11日の火曜日は泉佐野本部校にて、深川秀夫先生の特別クラスⅡのレッスンがありました。私が受講したクラスは1時30分〜3時まで。
メンバーは、りえこ先生、あかね先生、教師コースのかよちゃんと私の4人でレッスンを受けました。

しっかりストレッチをしてレッスンスタート‼
40分ほどバーレッスンをして、次はバーを離れて20分センターレッスン。
残りの30分で、今回はトゥシューズを履いてレッスンをしました。
今回のレッスンでは足の動かし方の注意を沢山受けました。 
例えば写真の様なアラベスク。 
アラベスク
立ってる軸足の膝を伸ばす時は押し込んで足だけで立って膝を伸ばすのではなく、お腹から引き上げて膝のお皿の位置を上げる感じで****など不覚にも注意を受けることがありますが、ついつい足だけで立ってしまっていた時に、秀夫先生の「引き上げて‼」との大きな声で、3センチは背がびたような気が・・・(笑)‼ 
月に1度あるかないかの貴重な深川秀夫先生のレッスン。

初めの頃のブログでもご紹介した通り、深川秀夫先生は世界的にも有名なダンサーでいつも世界中を飛び回って、忙しい中レッスンをして頂いています。
そんなすごい先生にレッスンをみて頂いてるので、注意された事を忘れない様にしっかり復習して頑張ります♡

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2011年10月12日水曜日

ドイツ公演『MITSUKO』についてVol,2……理江香です。

おはようございます!

先日のブログでお知らせした、ドイツ公演の『MITSKO』について、詳しく説明させていただきます。

まず今回はクーデンホーフ光子さんの生涯について…


クーデンホーフ=カレルギー光子(1874年7月24日~1941年8月27日)

旧姓、青山みつは、駐日代理大使として東京に赴任してきた、ハインリヒ・クーデンホーフ=カレルギーに見初められ、周囲が反対するなか結婚します。

夫の祖国であるオーストリア=ハンガリー帝国へ渡った光子は、周りの貴族達に奇異の目で見られますが、夫の庇護により、次第に周囲に認められていきます。

光子は7人の子供に恵まれますが、夫が子供達を完全なヨーロッパ人として成長させることを望んだため、日本語を話す事などを禁じられ、彼女は強烈なホームシックにかかります。

しかし、周囲の反対を押し切って結婚したため、日本に帰る事はできませんでした。


まもなく夫が心臓発作で急死し、遺産相続についてクーデンホーフ家に訴訟をおこされるなど、光子はつらい立場に立たされますが、裁判に勝訴し、夫の遺産を相続して、子供達を育てます。

自分の無学を悔やんでいた事もあり、光子は子供達を厳しく教育しますが、そのため子供達は成長とともに彼女に反発し、光子のもとを去っていってしまいます。

未婚だった次女のオルガだけが光子のもとに残り、光子の最後はオルガが看取ります。

光子はついに日本に帰ることはありませんでした。


詳しくは、もっといろいろありますが、だいたいこんな感じです。

もし興味を持たれて、詳しく知りたいと思われた方は、インターネットでも検索できますし、本も『クーデンホーフ光子伝』『クーデンホーフ光子の手記』などいろいろ出ていますので、良ければ読んでみてください。

では、次回のVol,3では、小西裕紀子先生の振付により、バレエ作品になった『MITSUKO』の、簡単なストーリーというか流れを説明させていただこうかと思います。


次回はまたリハーサル風景もアップさせていただきたいと思いますので、楽しみにしていてくださいね~☆


最後に、実際のクーデンホーフ光子さんの写真です。





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2011年10月10日月曜日

トゥリボンについて・・・亜委(あき)です

最近、また風邪が流行っていますね。みなさまお元気ですか?

レッスンでしっかり身体を動かし、汗をかいて風邪なんかに負けないでくださいね…

今回はトゥシューズのリボンを付ける位置について、書きたいと思います。

以前、トゥシューズの事について、薫先生が前にブログアップしていましたね。

トゥシューズの種類は、私達教師がそれぞれに合ったものを選んでお渡ししています。


柔らかいトゥシューズは履き始めの人達。


慣れてくれば少しずつ硬めに変えています。


硬いトゥシューズは足指の力はもちろん、腰の上がり具合が重要ですから、指の皮がめくれたり、足首が痛いなど故障の原因になりますので、くれぐれも勝手に選ばないで、私たち教師に相談してから、トゥシューズを買ってくださいね…

さて、トゥシューズはもともとリボンが着いているものと、着いていないものがあります。


普段はリボンの着ける位置については、個別に説明していますが、ブログ的に改めて皆さまにも少しレクチャーしてみたいと思います****

リボンの付ける位置が悪いと、踵(かかと)がすぐに脱げてしまったり、足の甲や足首がきれいに伸びなかったりしますから、位置は大切です。でも簡単なので、すぐ着ける事が出来るのでご安心を!

とうことで、下の写真をご覧ください・・・・
トゥリボンの縫いつけ位置


踵(かかと)を折り曲げ折り目にリボンを合わせて縫い付けてください。この位置が1番適した位置になります。

もしも、はじめからリボンがついているトゥシューズでも、いったん切り取って着け直すことは簡単です、どうぞお試しくださいませ…

足に負担のかからない位置を覚えてくださいね…



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