ブログでは久しぶりの登場です!
いつもLINE@では、いろいろな話をさせてもらってますが、実はシステム的に一度で送れる文字数に制限(500文字以下)があるため、書きたいことが思うように書けないことも多いんです。
ですから、今日は文字数制限のないブログなので、ノビノビ書かせてもらいますね!
E先生と私は同い年で、知り合ったきっかけはバレエ協会の芸術劇場の舞台でした。
私たちが若い頃には、お仕事でたくさん同じ舞台を踏みました。
その後、同じような時期に結婚、出産を経験。お互いの長女も同い年なんですよ、偶然にも。
そして二人とも、段々と指導がメインになりましたが、私と違って彼女は今でも現役で踊っています。
この日も演目の最後に、彼女が男性ダンサーとコンテンポラリーを踊って終演。
そして二人とも、段々と指導がメインになりましたが、私と違って彼女は今でも現役で踊っています。
この日も演目の最後に、彼女が男性ダンサーとコンテンポラリーを踊って終演。
同じ年齢で、今でも踊っている姿をみると、私のダンサー魂がザワザワ騒ぎますが、もともと弱かった腰の負担を考えずに、無理をし過ぎて踊れなくなった私には、うらやましい姿でした。
そもそもバレエには、何歳までという制限がありません。
バレエ芸術劇場でのワンシーン |
そもそもバレエには、何歳までという制限がありません。
もちろん、若いときと同じような踊りはできませんが、若い人にはできない表現力で魅了できる人もいます。
ただ、そのためには、細心の注意をはらって身体を維持していかなくてはなりません。
ダンサーはケガをして、踊れなくなったらどうしようもないですからね。
先ほども話したとおり、私は腰を痛めてしまったので、早々に踊りからは引退せざるを得なくなりましたが、あのとき痛みを無視せずに、もっと自分の身体を守ってあげれば良かった…と、今でも悔しい思いが残ります。
なので若い子たちにはいつも、痛い時は必ず身体を休めなさい、無理は禁物❗️とうるさく言うのも、私のような思いをして欲しくないからです。
もちろん、バレエの技法自体は理論的なものですから、正しく習っている限り身体を痛めてしまうことは、ほとんどありません。
しかし、あくまでも人間がすることですので、張り切り過ぎたり、上手になりたい一心で無茶をすることもあるわけです。
そうなると、体の弱い部分に負担が集中することに…
そうなると、体の弱い部分に負担が集中することに…
少し想像してみてください、長く太い鉄の鎖(くさり)があって、一部だけヒビが入っているとします。
その鎖を力一杯引っ張ると、どこから切れると思いますか?
その鎖を力一杯引っ張ると、どこから切れると思いますか?
そう、その通り!
一番弱いヒビが入ったところから切れますよね。
一番弱いヒビが入ったところから切れますよね。
どれだけ鉄の鎖が太くて強くても、一番弱いところがあれば、そこがあっさりと切れてしまう…
要は弱い部分を無視して、どれだけ強いところを強くしてもダメということ。
しかも、それを証明する簡単な数式があるんですよ...
それが、これ…(数字そのものに意味はありません)
10 × 2 × 10 = 200
【真ん中の2があなたの弱点で、両サイドの10はあなたの強みと考えてください】
【真ん中の2があなたの弱点で、両サイドの10はあなたの強みと考えてください】
そこへ1を足します。さぁ、どうなるでしょうか?
(強い部分に+1)11×2×10 =220
(弱い部分に+1)10×3×10 =300
驚きですよね…
どちらも、たった1の加算ですが、弱いところに足すことで結果がこれだけ大きく違ってきます。
どちらも、たった1の加算ですが、弱いところに足すことで結果がこれだけ大きく違ってきます。
つまり、本気で全体のパフォーマンスを上げたいのなら、弱点と思われる部分を改善するのが最善だということなんです。
(身体面だけでなく、スキル面や、メンタル面でも同じこと)
(身体面だけでなく、スキル面や、メンタル面でも同じこと)
私も、若い時にこの理屈を知っていれば、今でも現役で踊れていたかも・・・
ただ、忘れてはいけないのが、弱点の改善を最大限活かすためには、あなたの「得意」なポジションで勝負する(取り組む)ことが前提だということ。
自分では得意だと思っていることでも、実は違っていることもありますからね。
そうなると自分の弱点すら分からなくなってしまいます。
もちろん、弱点ばかりを見つめすぎて自信を無くすなんてことは絶対にダメ。
弱点が分かるから、改善につなげることができるわけで、ぜひ前向きに、そして冷静に分析してみてください。
もし、自分自身の強みや弱点がどこなのかがよく分からなければ、いつでも相談はお気軽に!
それを見極めて適切なアドバイスをしていくのも、私たち教師の大切な役割のひとつなんですから。
ただ・・・
中には、いくらアドバイスをしても、なかなか自分の考えから抜け出せなかったり、自分では先生の言う通りにしているつもりでも、そうなってないことも多いので、この機会に本当の弱点を見つけるためにも、ぜひ「素直さ」も見直してみてくださいね。
PS.
頑張るのはいいとしても、心身ともに無理は絶対にしないでくださいね。
PPS.
なにか悩みがあっても一人で考え込まないで、私や他の先生達にでも気軽に声をかけてください。私の直通電話(050・・)やメール(akidirect・・)でも大丈夫ですからね。
PPS.
なにか悩みがあっても一人で考え込まないで、私や他の先生達にでも気軽に声をかけてください。私の直通電話(050・・)やメール(akidirect・・)でも大丈夫ですからね。